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zoom RSS うなぎのこと

<<   作成日時 : 2011/11/03 07:07   >>

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 昨年の4月頃「国立水産総合研究センターがうなぎの完全養殖に成功した」と大きく報道されていた。このニュースはうなぎ養殖日本一の愛知県にとっては素晴らしい朗報であった。

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 ところでこの研究に蒲郡も少しは関係があったということはどなたも御存じないだろう。蒲郡市三谷町に愛知県水産試験場がある。実はこの「完全養殖」の基本となる養殖うなぎからの人工孵化に世界で最初に成功したのはこの愛知水試なのである。今から二十年も前のことで、そのことは1992年1月14日の中日新聞に「世界で初めて・・」と孵化稚魚の写真入りで報道されていた。

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 「完全養殖」の報道を私はCBCテレビでウキウキしながら観ていた。CBCは名古屋だから当然20年前の愛知水試の偉業?に言及してくれると思ったから。  しかし美人アナの口からはついに一言の説明もされなかった。

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 愛知水試のうなぎ人工孵化試験は困難をきわめた。なぜか養殖うなぎは全て雄なのである。したがってまず第一に成熟した雌魚をつくる必要があった。更に何時成熟するかわからない雌魚に合わせて雄魚を常に成熟させていなければならなかった。 余談だがうなぎは全部川に上らず海で育つものもありそれは殆ど雄で、また川に上ったものの殆どは雌になる。川のうなぎは日中は川岸の穴などに潜み夜摂餌するのに対し養殖池では隠れるところも無く群れで日中摂餌する。これが雌雄の性に別れる原因だとのことである。
 このようにして幾多の困難を解決しながら養殖うなぎの人工孵化に成功したのであるが、残念なことに稚魚はワムシや他の初期餌料を全く受け付けず全て死んでしまった。マリアナ諸島の深海で生まれるうなぎ稚魚の初期餌料を究明することは一地方官庁の愛知水試のなせる業でなく残念ながらこの試験は中止した。
 水産総合研究センターが初期餌料の開発に成功したのはそれから四年後のことで、1996年に鮫の卵の粉末を使用したからであった。考えてみると水温の高い南海の深海底にまで届く餌になりそうなものは鮫か鯨のような大型生物の死骸だけで、うなぎ稚魚は多分鮫などの腐乱死体を選択的に初期餌料にしていたに違いない。慧眼ともいうべき担当者の閃きがこの問題を解決したのであろう。選択的摂餌は例えばアオスジアゲハとクスノキのように自然界では良く見られる現象である。


 1973年から東京大学海洋研究所がうなぎの産卵場所等の調査を始めた。その結果1991年受精卵が多数得られたマリアナ諸島のグァム島に近いスルガ海山が繁殖地で、また一尾の雌が700万〜1270万、そしてレプトケファルスの耳石から6〜7月の新月の日に産卵することが確認された。

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 水産総合研究センターの今度の結果では食べられる大きさの成魚になったのは100尾程とのことで意外と少ない。このうなぎで作ったうな丼は間違いなく十億円以上になるだろう。先はまだまだ長い。
           蓮舫議員には内緒の話である。

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                            初夢は十億円のひつまぶし


備考

上記は俳誌三河に寄稿した記事です。来年1月号に載りますが随筆ですので写真は無く文章だけになります。

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コメント(52件)

内 容 ニックネーム/日時
愛知水試のうなぎ人工孵化試験のお話は全く出てこなかったというのは
番組が知識がなかったということですね。
これは口惜しいですね。
ひょうすけさんも関わられていたんですね。
それにしても>十億円のひつまぶし<では喜んでいられませんね。
いつになったら完全養殖のウナギで作ったひまつぶしが頂けるようになるんでしょうか?
遠いのか近いのか???・・・・・
ろこ
2011/11/03 12:03
20年前の新聞記事やテレビの映像の写真が保存してあるんですね。すごいです。
それよりもひょうすけさんもうなぎの完全養殖の仕事に携わっていたプロの方なんですね。スーパーでは、中国産は日本産のウナギの半値で売られていますが、小さいし、養殖の過程が心配なので購入したことはありません。三河一色産を確認して買います。最近は、浜松のウナギもあまり売っていませんね。
りりい
2011/11/03 14:53
うなぎ養殖日本一は愛知とは知りませんでした(;´д`)トホホ
浜名湖だと思ってましたが、
あちらは天然ですか?
私も名古屋に転勤で8年ほど住んでましたが、
ひつまぶしは有名ですね!
あぁ〜食べたくなったわ〜(笑
ロコ
2011/11/03 16:02
ろこさんへ
ろこさんは確かうなぎがお嫌いでしたね。実は昨年4月23日に「うなぎの完全養殖に成功」で載せた記事を俳句誌に載せることで再録したものです。去年もろこさんに来ていただいており、ありがとうございました。愛知水試でうなぎの人工孵化をやろうとしたのは私が最初でしたが準備した親魚を上司に取りあげられ食われてしまい、できませんでした。この仕事をやったのは私の部下だった人達でした。木悦論から言えば今より安いうなぎはできません。今の内に食べておいてくださいね。
ひょうすけ
2011/11/03 18:19
りりいさんへ
はい、私は愛知県水産試験場で試験研究の仕事をやっていました。てれびの映像は昨年私が撮りましたが新聞記事などは水試で保存してあったのを使用しました。中国産のうなぎも国産と品質は全く変わりませんが、国産は薬剤使用など厳密に守っており安全ですが中国は果たして守っていてくれてるかどうかですね。りりいさん、私のブログ「10,04,23うなぎの完全養殖」をご覧くださいませんか。今回はそれの焼き直しなんですよ。
ひょうすけ
2011/11/03 19:08
ロコさんへ
人工孵化うなぎのものはほんの10億円で食べられますが、天然孵化のものは2千円出さないと食べられません。でもこれからますます高くなりますので今の内に名古屋のひつまぶしを食べにきてくださいね。蒲郡にも有名なうなぎ屋さんがあります。浜名湖は古い方式でしたので今は愛知と熊本でトップ争いをしています。
ひょうすけ
2011/11/03 19:18
ひょっとしてひょうすけさんもこれに関わっていらしたんでしたよね?凄いことですよね。いまだにうなぎについては分からないことが多いなか、小さな発見などは大きなことに発展していくことでしょう。これからもとても興味深い内容です。三重までの往復を3月と2週間前にしました。2週間後もまた息子を迎えに行くのですが、浜名湖S.A.を通過、或いは仮眠地としていても真夜中なので美しい景色が見られなくて残念です。
mint
2011/11/03 20:15
こんばんは♪
そうそう!この記事覚えていますよ(^^ゞ
ひょうすけさんも研究されていた事があるんですよね。
俳誌三河にひょうすけさんが書いた記事が載っているのですね。
十億円のひつまぶしも味わいたいですが
近ごろ中国産も手が出ない値段になって来ました(T_T)
せんこ
2011/11/03 23:03
mintさんへ
お早うございます。この新聞記事が出て2ヶ月後に私は定年退職しました。これをやったのは私の部下だった人達でした。ただ愛知水試で一番最初にうなぎの人工孵化をしようとしたのは私でした。そのことは「10,04,24うなぐの完全養殖」に載せてありますのでよろしかったらですがご覧くださいね。
ひょうすけ
2011/11/04 02:25
せんこさんへ
お早うございます。覚えていてくださいましたか。嬉しいです。俳誌に依頼され随筆を書いたのですが、専門的ですので担当者に理解してもらうために写真入りを別に作って送りました。それがこの記事です。勿論原稿には写真は一切ありません。載るのは来年の1月号ですので「初夢は・・・」にした次第です。TPPではありませんがうなぎ養殖も日本ではもう出来なくなるでしょうね。全て中国やフィリッピン産になるでしょう。せんこさん、今の内に国産、出来れば愛知の一色産うなぎを食べておいてくださいね。
ひょうすけ
2011/11/04 02:43
研究とはかくも大変で楽しいものでありますね、ひょうすけさんも悔しくも楽しい思い出となってるのでは…。それにしても繁殖の研究と稚魚の餌の研究となると別になっちゃうのですね…有り得るような話ではありますが残念でした…☆まんてん君はうなぎですね、栄養満点お味満点…ということかしら??面白いですねー♪
こりす
2011/11/04 08:49
こりすさんへ
お早うございます。俳誌に随筆を載せることになってこの文章を書いたのですが、担当者に理解してもらうために写真入りのを別につくって送ったのがこのブログです。実は「10,04,23うなぎの完全養殖」で詳しく載せてあり、こりすさんにも来ていただいていました。その時こりすさんがうなぎを食べられないことも知りましたよ。栄養満点、お味満点・・成程です。
ひょうすけ
2011/11/04 09:10
こんばんは。
昨年のニュースには喜んだものです。
実は私は宮崎出身で知り合いにも何人か養鰻を生業にしている者もいて近年稚魚がいない事を嘆いていたものですから。
しかし、これからが長い長い道のりなのでしょう!!
しかしそれより以前に「完全養殖」に成功していたとは全く知りませんでした。
ひょうすけさん、ご苦労様でした。
それと愛知県が養鰻日本一とも知りませんでした。
まあ無知なだけですね。
鹿児島県、宮崎県とばかり思っていました。
まきちゃん
2011/11/05 00:04
まきさんへ
お早うございます。いやぁーお詳しいですね。全国一は西尾市(一色町)ですが県別では鹿児島6980,愛知6886,宮崎3137,静岡1426t,となっています。しかしこの報道がなされた時点では愛知がトップでした。テレビでも愛知が日本一と報道していました。今回の随筆を読んでくれる俳人は殆ど愛知県人ですので愛知をトップのままにした次第です。このブログは原稿をそのまま載せたのですが考えてみるとブログ友は全国の方達でしたね。ウソ?云ってごめんなさいね。完全養殖は国の水産総合センターですが、人工孵化は天然親魚では北大が1973年、養殖魚では愛知水試が1991年で、鮫の卵の初期餌料成功が1996年でした。ですから現在では愛知水試をはじめ各地の研究所で人工孵化によるうなぎを飼育しているのですが、なぜ今頃発表したのか・・それは民主党の仕分け対策だったわけですね。あの「二番で良いではないか」の仕分け以後愛知も監査が厳しくなって若手研究員はやる気を失くしているのが現状です。
ひょうすけ
2011/11/05 06:02
今晩は! 何事も最初と言う事は非常に大変な事なのですね。
ひょうすけさんの研究が部下によって引き継がれて成功した事は嬉しい事ですね。ひょうすけさんの着目によってこのたびの成功があった事は大いに喜こぶべきです。でも、以前のそれを報道してくれなかったのは残念ですね。
もこ
2011/11/05 19:51
もこさんへ
お早うございます。私がうなぎ人工孵化をしようとして大きいうなぎを集めたのは1967年のことでしたが上司に見つかって逆鱗にふれ、取りあげられて食われてしまい頓挫してしました。それ以後アワビ、クロダイ、ノリ、ワカメ等の研究に従事しましたがウナギには全く関与しておりません。部下が成功したのは1991年ですので若い人達独自の研究でした。部下の成功には心から喜びましたよ。
ひょうすけ
2011/11/06 03:23
大事な研究に、一番も二番もないと思うのですがね!
いずれこの成果が、実用化に向けて進んでゆくことを期待してます、それまでは・・様々な資源が枯渇しないことを願いながら・・・それでも食べてる<うな丼>ちゃん
ウナギのゆるキャラ君も可愛いですね!
蝸牛
2011/11/06 07:11
こんばんは
ひょうすけさんがウナギの研究して居たなんて
少しも知りませんでした。凄い事でしたね〜〜
私は以前愛知県に住んで居ましたので、ウナギ養殖日本一は
浜名湖のウナギだと思って居ました。
ひょうすけさんのお仕事して居られた所が成功して居れば
愛知県がウナギ日本一だったんですね〜〜〜ビックリしました。
私の友人の娘さんが浜名湖の養鰻場に嫁がれて
毎年時期に成ると送って下さるのです。
私事ですが、お陰で私と主人は夏バテもせず元気に暮らして居ます。
おまめ
2011/11/06 20:45
蝸牛さんへ
お早うございます。中国やフィリッピンが養鰻を始めたこと、河川ガコンクリート壁になって雌親魚が激減したこと等でシラスが不足し日本での養鰻はもうなりたたなくなるでしょうね。人工の大量生産は不可能だと思います。蝸牛さん今の内にうな丼を食べておいてくださいね。
ひょうすけ
2011/11/07 03:37
おまめさんへ
お早うございます。現時点では鹿児島6980,愛知6886,で静岡は4位で1426トンです。20年前のうなぎの人工孵化成功の時の3ケ月後私は定年退職しました。つまりこの仕事をやったのは若い研究員達で私は全くやっておりません。おまめさん今の内にうな丼を一杯食べておいてくださine.
ひょうすけ
2011/11/07 03:49
おはようございます^^
うなぎの完全養殖に成功したという記事、新聞でみた記憶があります
ひょうすけさんもこの大きなプロジェクトに関わられていたのですね〜
たくさんの人の努力・苦労・・・
それらに支えられての偉業だったのですね
どんな食べ物もそうですが、改めて感謝の気持ちをしっかりもって、いただきたいと思います
Jill
2011/11/07 08:58
jillさんへ
愛知水試の新聞発表があった3ケ月後に私は定年退職したのです。だから実際仕事したのは若い研究員達でした。でも実際うなぎの人工孵化をしようとしたのは私でそのことは10,04,23うなぎ・・」の最後に書いてありますのでご覧くださいね。今度の民主党の仕分けは研究業務に特に厳しく、日本はこのまま進めば衰亡の一途でしょうね。
ひょうすけ
2011/11/07 11:22
ひょうすけさんおはようございます。
凄い、ひょうすけさんって、ウナギの人工孵化をやろうとした先駆者だったんですね。それを横から美味しくいただいた上司は憎っくき奴ですね(笑)
世の中に初めて出そうとする実験は、ものすごい時間と労力と根気がいる研究なんですね。CBCテレビさん、難しすぎて説明出来なかったのかな??
<初夢は10億円のひつまぶし>私もお相伴に預かりたぁ〜い^o^
チィチィ
2011/11/10 09:59
チィチィさんへ
10,04,23ウナギの完全養殖をご覧くださったのですね。ありがとさんです。当時の場長は「予算がないから仕事をしないというのは許さない、これと思った仕事はどんどんやれ」という人でしたので私は養殖組合長に頼んで大きい鰻を10尾程分けて貰って池に入れていました。ところが直接の上司は「予算にない仕事を勝手にするな」と逆鱗し全部取りあげ、翌日の昼飯にウナドンにして皆に出しました。私以外は皆大喜びでした。当時牛の脳下垂体を埋め込んで男性の精力回復が流行っていたので私はウナギの脳下垂体をウナギに埋め込んで雌親魚を作るつもりでした。今度の成功発表ですっかり忘れていたあの時のくやしさがよみがえってきましたよ。でも仮に成功したとしても初期餌料で頓挫したでしょうね。サメに思いついた今度の担当者は凄いです。そうそう愛知水試の時はCBCもNHKも大きく報道してくれていたのですが20年過ぎてもう誰も忘れていたのでしょうね。
ひょうすけ
2011/11/10 12:01
ひょうすけさん

お久しぶりです。アクセスありがとうございました。
ウナギの完全養殖のお話。ほんとうにご苦労なされたのでしょうね。
せっかく手に入れたウナギがウナ丼になってしまって、さぞ
悔しい思いをされたでしょうね。

以前、ブログに荒崎にある水産総合研究センタ−の一般公開の
ことをUPしたのですが、そのとき、ウナギの赤ちゃんを
見せてもらいました。
生まれて2・3日のウナギの赤ちゃんでした。
ひょうすけさんが、そのような研究をされていたなんてすごい
ことですね。
ウナギの赤ちゃんを見れて私も偶然でしたが嬉しくなってしまいました。
kyabetu
2011/11/10 14:44
kyabetuさんへ
ご無沙汰してごめんなさいね。最近ブログの字を見ていると涙目になってしまい、ついつい皆様への訪問が途切れてしまいました。そうなんです。サメの卵で初期餌料が解決してから各地の試験研究機関で人工のウナギ稚魚を飼育できているようです。何故今頃発表したのかですがあくまでも民主党の仕分け対策だったのでしょうね。「2番で良い」という考え方、これを推し進められたら日本の産業はもう壊滅でしょうね。ウナギの人工孵化は水産の研究者の誰もが持った夢でした。
ひょうすけ
2011/11/10 15:22
ひょうすけさん、ウナギは難しいのですね。
研究より今日のうな丼だったのでしょうね。
松茸も難しそうですが難しい事に挑むのが研究者の
研究者たるゆえんでしょうか?
安いウナギはまだまだ食べられそうにないですね。
去年、ひょうすけさんのブログを見てから、スーパーで
国産ウナギを見ても高いと思わなくなりました。
中国産は買わないので、うな丼は遠くなりました。
はるわか
2011/11/10 16:21
はるわかさんへ
お早うございます。メッセージありがとうございました。俳誌の随筆欄に私のグループが書く順番が来て皆に頼んだのですが誰も引き受けてくれず止むなく去年の記事を再録して出した次第です。ウナギ、以前は日本人しか食べなかったのですが金持ちになった中国人が食べるようになったのでもう日本人の口には入らなくなりそうです。一色町でも稚魚が手に入らなくて廃業する人が出ています。はるわかさん、今の内に食べておいてくださいね。
ひょうすけ
2011/11/11 05:50
コメントを戴き、有難うございました。
長い休眠をしていたので、すっかりご無沙汰をしてしまいました。

愛知県の水産試験場が最初にウナギの人口孵化に成功したのですね!
知りませんでした。
ウナギに限らず、研究者の弛まざる努力が暮らしを守ってくれていることを、私たちは心に刻んでいなければなりませんね。

しかしうな丼は大好きですが10億円もするのなら、私はウナギより「お足」で貰った方がいいかも・・。(笑)
きょんば
2011/11/11 23:26
きょんばさんへ
お早うございます。はい、その頃愛知県の養鰻は盛んでしたがウナギの稚魚をヤクザが独占しており、なかなか手に入らぬ状態でした。それでウナギの稚魚を人工的に生産出来ないかという要望が業界からあがっておりました。現在は中国が大大的に養殖をすすめているので、物凄い稚魚争奪戦です。ちかじか日本は撤退せざるを得ないでしょうね。国産うなぎのウナドンは間違いなく高くなりますのできょんばさん、今の内に一色産うな丼を食べておいてくださいね。
ひょうすけ
2011/11/12 07:06
おはようございます。
ウナギの人工孵化を研究しようとしたひょうすけさん。
受け継いで研究した水産試験場の部下たち。
初期の餌料が分かってウナギ稚魚を飼育できたこと。
素晴らしいです。研究が成功して自慢できますね。
ひょすけさん分からないことがあります。
日本の川で捕れたウナギは国産ものが 稚魚を買って養殖したウナギも国産もの? 稚魚は今までどこから買ってきたのですか? グァム島に近いスルガ海山が繁殖地と分かる前 その稚魚はどこで捕れていたのですか? 中国産があるので中国から稚魚を買っていたのかしら?
稚魚を人工的に生産できるようになったのなら 日本の養殖が盛んにならないのですか?
知らないことが多くて疑問がわきました。
かなた
2011/11/12 11:26
ひょうすけさん
こんにちは♪
おいしいうなぎは研究者のみなさんの絶え間ない努力があるんですね。
ひょうすけさんの地道な観察力も
永年の研究の賜物なんですね

わたし、むかしは食べられなかったんですよ。
でも主人の転勤で豊橋に住んでいるときに
食べた鰻がおいしくてそれから大好きになりました。
このような研究がなされているのも知らないで
食べていたんですから・・・。
これからは味わって頂くようにします(笑)
れに
2011/11/12 12:15
かなたさんへ
今晩は。確かにうなぎの人工孵化を愛知水試でやろうとしたのは私でしたがその頃は深海で産卵をするウナギの人工孵化をするなんて馬っ鹿じゃないかと気違い扱いされ、やれませんでした。実際に研究したのは私よりうんと若い人たちでした。私は定年間際でしたので残念ながら全く関わっておりません。ところで鰻は孵化後フィリッピンや中国、台湾の河川に上り、残りは日本各地の河川に上りますが中国産も日本産も全て兄弟姉妹なんです。国産も中国産も生物学的には全く同じです。また養殖に際し、日本の商社が指定した餌料を使うので商品の質も一緒で国産も中国産も違いはありません。ただ国産は薬品を使用するのは出荷50日前に完全に停止しますが、問題は外国が日本のように厳しくそれをまもっているかどうかです。それから水の違いもありますが、例えば中国産の鰻を一色の養殖池で10日も飼育すれば一色で稚魚から育てたものと全く同じになります。薬剤のことを考えて50日飼育すればもう全くの一色産といって良いでしょう。またうなぎは食べられる大きさになるまで何年もかかりますので人工孵化の今の段階ではとても高価になってしまいます。中国が養殖を始め稚魚を独占するでしょうから日本の養殖業はもうお先真っ暗です。
ひょうすけ
2011/11/12 19:48
れにさんへ
こんばんは。そうそう、れにさんは豊橋におられたのでしたね。その頃は豊橋が愛知県の養鰻の主産地でした。私が鰻をやろうとして10尾ほど成鰻を分けてもらったのも豊橋養鰻組合からでした。稚魚がヤクザに抑えられて高くなりましたので他の魚のように人工生産できないかと試験研究したのですが養殖池のうなぎが全て雄になるなど常識外のことばかりで大変でした。人工孵化に成功したときは本当に大喜びでしたよ。
ひょうすけ
2011/11/12 20:02
こんばんは。
ひょうすけさんはウナギの研究をなさっていたのですか〜。
うちのイトコも自然のなんとかと言う研究をしていますが、いろいろ苦労が多くて大変だと聞いています。
研究と言うお仕事は大変でしょうがとてもやりがいのあるお仕事だったのでしょうね。
それにしてもウナギの養殖日本一が愛知だとはちってもしりませんでした。
勉強になりました。
桜子
2011/11/12 23:05
桜子さんへ
お早うございます。ウナギはやろうとしたのですが準備したうなぎを上司に取りあげられ食われてしまって頓挫、以後ノリ、ワカメ、アサリ、マス、カニ、アワビの方の試験研究をしました。ウナギの人工孵化試験に成功したのは私よりはるかに若い研究員達でした。この報道があった頃は愛知が一番だったのですが、現在は1位鹿児島6980トンで愛知は6886トンの2位、静岡は4位で1426トンとなっています。でも俳誌の読者は殆ど愛知県人ですからそのまま愛知を1位にしました。ゴメンなさい。
ひょうすけ
2011/11/13 01:36
 ひょうすけさん、こんにちは。「風は山河よりです。」
 ウナギの完全養殖のニュース成功の報道は、去年タイムリーでテレビニュースを見ていました。でも、20年ほど前に愛知県で人工孵化に成功していたことは、知りませんした。愛知県がウナギの養殖で全国トップクラスとは、同じ愛知県人でも知らない人が多いようです。(とりわけ県の西部や名古屋市民。)どうしても、浜名湖のウナギのイメージが強くて静岡県を思い浮かべてしまいますね。それとも、今まで愛知県のPRが下手だったのでしょうか。
 レプトケファルス、何だか恐竜みたいな名前ですが、はるかグアム島付近の深海から黒潮に乗ってやってきてシラスになり、日本の川まで泳いでくるとは、本当に驚きです。生存率はいったいどれぐらいなんでしょうか。
 ところでひょうすけさん、現役時代はノリの研究などなど、指導的立場の研究者だったのですね。ブログを拝見して、納得。そして恐縮いたしております。
 TPP問題で、これから日本の自給率がとても心配です。養殖研究者の皆さんには、ぜひがんばってほしいと思います。
風は山河より
2011/11/13 10:40
ひょうすけさん!!丁寧な説明をしていただきありがとうございます。
中国から稚魚を買えなくなると国内で養殖が出来ないのですね。
今日の日本経済新聞に東京大学のある教授らが太平洋のマリアナ諸島付近で100個超のニホンウナギの卵を確認の記事が載っていました。
産卵場所が分かると飼育の参考になる。
餌 水温 塩分濃度 光などで完全養殖が出来るようになる。
天然物の稚魚に頼らずに量産するのが将来の目標と書かれていました。
将来ウナギが安く食べられるようになるといいですね。
かなた
2011/11/13 17:33
風は山河よりさんへ
恐縮?いやいや、こちらこそそんなこと云われて恐縮しております。昭和20年代は研究費も殆どなく身体を動かして答えを出すという職場でした。生残率ですが現地で1尾の雌から700万〜1270万粒が確認されていますから平均1000万として最後に親2尾になるとして2/1000万屠、実に低い数字になりますね。黒潮に乗って日本までほぼ1年かけてくるのですから仕方ありませんね。TPP、は農林水産にとって大打撃になるでしょうね。うなぎ稚魚は中国は出さなくなることでしょう。そうそう、今年は愛知は6886トンで2位でした。静岡は1426トンで4位です。
ひょうすけ
2011/11/13 18:01
かなたさんへ
そうですか。日本経済新聞に載っていましたか。産卵場所は矢張り東京大学の調査で確認されていましたので多分同じところでしょうね。1尾で1000万粒生むそうですのでうまくいけば良いのですが、稚魚になるまでが長期間ですから経費が膨大でとても採算が合わないことでしょうね。
ひょうすけ
2011/11/13 18:13
こんばんは〜
ウナギの養殖、人口孵化に成功したんですね
長年の研究にひょうすけさんも加わっていたのですね
そのご苦労も知らずに今まで美味しく頂いていました
おとと
2011/11/17 20:29
おととさんへ
おはようございます。すっかりご無沙汰してしまいました。お久しぶりですね。はい、私のいた職場の若い研究員達がうなぎの人工孵化に成功しました。私は定年間際でしたので直接的には関わってはいませんでしたが、職場全体での感激でしたね。御苦労?いえいえ、養殖をされている方々は大変でしたが、私達の試験研究がおととさんがおいしくたべられたうなぎに役にたっていたところまではざんねんながらしておりません。でも学問的には大きい成果があったと自負しております。
ひょうすけ
2011/11/18 03:57
ひょうすけさん ご無沙汰してます。
俳誌三河の掲載おめでとうございます。でも俳誌にはまんてん君も美人さんも写真は載らないのですか?でもひょうすけさんはドアップで載るかもしれませんね♪
水産の研究は大切と分かっていても、やはりどこも予算との戦い?なのね。
食べてしまったという上司には悔しい思いをしたことでしょうね。
私はうなぎはそれほど好みませんが、食べる時はひょうすけさんのことを思って心していただきます。
けっこちゃーん
2011/11/19 21:57
けっこさーんへ
お早うございます。いえいえ、俳誌には写真は一切のりません。私達のグループに順番が来て、だれも書いてくれないのでまたまた私が書くことになりました。しかし私は世界が狭いので専門的なものになってしまい、担当者に判ってもらうために原稿のほかに写真入りのものを作りました。それがこの記事です。私がやろうとした頃は愛知県は貧乏で「国から予算を取ってこい」と良くいわれました。しかし国に予算をつけてもらうためにはある程度の実績が必要なんですね。それで研究員は予算なしで新しいことをやってある程度の答えを出してから予算を国に要求したのです。ところが、その上司は水試での研究歴の全くない人でしたから激怒したのですね。すっかり忘れていましたがあの報道があった時は矢張り思い出して悔しさを再現?させられましたよ。
ひょうすけ
2011/11/20 03:53
浮浪雲仙人さんへ
22年前の資料写真そしてテレビの美女アナウンサーの写真良く此れまで
持ってこられたなーと言うのが感想です。人口孵化後魚類はlarva 時における
餌の問題があり極めて生存率が悪く生産面で期待出来ないものと言われた
事思い出しますね。敢えてそれを22年前研究されて居たのですね。
鰻成体からips細胞を取り出し此れを移植すれば性別問題など解決できて
天然鰻の養殖も可能になりませんか?
初夢は10億円のひつまぶしでは無く暇つぶしを狙い年末宝くじに期待
した方が確実かも知れませんね。俳誌 三河 の1月号発刊が待ち通しい
ですね。不死不老 年取るほどに 若帰り。 益々の健康と研鑽をお祈り
致します。
羊喰かなめ〜
2011/11/27 15:58
かなめさんへ
お早うございます。資料は愛知水試で保存してありました。生残率は抱卵数が1000万粒で雌雄2匹になるとして考えると1/500万、実に低い数値ですね。当時日本のウナギシラスはヤクザに抑えられて入手困難となり、業界から人工孵化によるシラス生産を要望sれていましたので取り組んだ次第です。鰻は生活環境で雌雄どちらにもなりますのでips細胞からとっても多分駄目でしょうね。行いの悪い佐藤兄はともかく貴兄が地震と放射能に悩まれるのも今年限りになることを祈ります。
ひょうすけ
2011/11/28 06:02
うなぎの人工孵化は、皆さんの強い関心ですね。
一昨年にこの記事をお書きになり、大勢の方々のコメントで大賑わいでしたが、今回も・・・ですね。
愛知水試での御成果は、大変なご苦労の賜物ですが、それにしても簡単に量産化は困難で、今後の進歩を首を長くして待っています。
昔、子供の頃は自宅の前の細い江川でも、15〜20cmの子うなぎがよく獲れましたが、最近の子供達の魚獲りで、子うなぎは皆無です。
ウナギシラス不足は今後のうなぎの値段に跳ね返り、前途は困難さが増しそうですね。
俳写日本美
2011/11/29 21:59
俳写日本美さんへ
お早うございます。はい、今回俳誌に随筆を書くハメになったのですが、俳句の先生に「魚で書くように」と言われていましたので、この記事にしました。完全に場違いで文章だけではわからないかもしれないと思って写真入りのを作って担当の方に原稿の他に渡したのがこれでした。蒲郡の人でも水産試験場が蒲郡にあることを知っている人は殆どいないので水試の宣伝をした次第です。私自身はウナギの人工孵化に全く関わっておりません。若い研究員達の成果でした。昔はウナギのシラスはいくらでもいましたが、最近は殆ど捕れなくなってしまい、中国など他国からの輸入になってしまいましたが、それも止まりそうでこれからの経営は困難でしょうね。人工生産は稚魚期が長くてとても採算があわないでしょうね。お先真っ暗だと思います。
ひょうすけ
2011/11/30 01:54
ひょうすけさん今日は〜
随分とご無沙汰、失礼をお詫び致します。節電を叫ばれる中、PCスイッチをONとするを咎めた訳ではないのですが・・・・・

ウナギについて、今年の夏のこと、和歌山県立自然博物館にて「ウナギの不思議」特別展が開催され、65才以上は入館無料となるため複数回通いました。

ひょうすけ翁の解説にて復習させて貰いました。現在養殖ウナギと言え、シラスウナギは天然物。「初夢や 十億円の ひつまぶし」が5千円程度で賄える完全養殖ウナギの大量生産が叶う日の来ることを祈りたいが・・・・・お先真っ暗ですか????
若山
2011/12/15 15:04
若山さんへ
お早うございます。シラスになるまでの期間があまりにもながく、また初期餌料が皆目わからずで、成功したというものの生残率は余りにも低く、まあお先真っ暗と言って良いでしょうね。ひょうすけは生活が厳しく2000円のひつまぶしでさえもここ数年食べておりません。
ひょうすけ
2011/12/16 02:59
こんばんは〜♪
昨年の11月3日この記事は読んでいませんね。
札幌の義兄のお見舞い行き、そして再び札幌へ
亡くなりました。
そういう事でブログ所ではなかったのですね。
ゴメンナサイ<m(__)m>
頂いた俳句の本と照らし合わせて読んでいます。
メッセージを入れておきますね(^_-)-☆
ミモザ
2012/01/25 20:38
ミモザさんへ
お早うございます。義兄様お亡くなりでしたか。ご愁傷様です。1月号はミモザさんだけには読んでいただこうとお送りしました。ミモザさんは私にとってブログの手ほどきをしてくださった方ですので。俳誌は写真がないのでブログ程には反応がなく、場違いだったかなと反省しております。
ひょうすけ
2012/01/26 03:43

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