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<<   作成日時 : 2011/12/10 06:43   >>

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「フシダラ」と「ジダラク」の合いの子のような名前の「フダラク」という海藻です。「フダラク」?・・一体どんな意味の名前なんでしょうね。

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拡大してご覧ください。葉面にテンテンが一杯ありますね。「斑ダラケ」→「フダラク」になったのではないかといわれていますが・・・・・・。

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「ひょうすけさん、フダラクって海藻ご存じですか?」「あぁ知っているよ」「愛知県の何処に生えていますか?」「知多半島先端の岩礁地帯なら生えていると思うよ、俺が調査したのは南知多の大井漁協の海田鼻海岸だったけれどね」「実はこんな新聞記事があったので試験研究に取り組んでみようかと思っているんです。」退職後何気なく寄った愛知水試で普及指導課長のA君から見せられたのが↓の新聞記事でした。

平成6年10月1日付け中小企業振興のニューテクノ広場欄にフダラクからEPA抽出の記事が載っていました。何とEPAが多いといわれるアサクサノリの10倍も含まれているとのことです。当時私は定年退職して研究業務から離れていましたがこの記事を見過ごすことが出来ず、早速我が家で実験することにしました。(実は水試の顕微鏡は大勢の研究者の共用で混乱がよく起きたので私は現役時代から自宅に顕微鏡を備えていました。それで定年後も色々な海藻の胞子など観察を続けていました。)

17年前の新聞記事のコピーで読みにくいですが拡大してご覧ください。
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少し解説します。EPAやDHAは高度不飽和脂肪酸で常温では固まらずサラサラしています。それに対し牛等動物の油脂は飽和脂肪酸で常温で固まりますので、血液がドロドロになり、中性脂肪やコレステロールの上昇をきたし、動脈硬化や脳卒中の原因となっています。EPAは中性脂肪を下げ、DHAはコレステロールを下げる効果があるので両方一緒に摂るとよいのですが、両方とも酸化しやすいので抗酸化作用のあるセサミン(ゴマの成分)と一緒に摂ると血栓症や心筋梗塞、脳卒中等を防ぎ、花粉症やアトピー症を緩和、特に女性には肌の健康を保ち、また生理痛を緩和させる効果も大きいと言われています。EPA,DHAとも青魚に多く、サンマ1尾、イワシなら2尾毎日食べれば良いとのことですが、実はEPAはフダラクにも多く乾燥重量100g中347mgも含まれ、これは食品の女王と言われているアサクサノリの31mgの十倍以上もあったのです。EPAもDHAも動物は体内で合成出来ないとのことで、ひょっとしたらイワシやサンマもEPAやDHAを多く含んでいる植物性プランクトン→動物プランクトンを餌にしてフグとフグ毒のように体内蓄積していたのかもしれませんね。

この新聞記事を見て思い出したことがありました。それは高校時代に読んだ確か柳田国男の随筆です。関ヶ原の合戦で負けた豊臣方の漁民が山奥に追いやられ、徳川方の漁民が海を占拠しました。徳川方の漁民は魚やノリ、ワカメなど有用な海藻を独占し、部落民となった豊臣方の漁民には食用にしない雑海藻だけ肥料として採取することが許されたのです。ところが結果として山奥に追いやられた豊臣方部落民は皆長寿になり、それに比べてですが美食の徳川方の漁民は短命だった、ということです。実は部落民は肥料用の海藻をひそかに食べていたのですが、ひょっとしたらその海藻はフダラクだったのではないか・・フダラク等に多いEPAなどが部落民の成人病等を防いでいたのではないかと私は考えたのです。


A君に見せられた記事をコピーしてもらい、昭和34年の私の調査を一緒にしてくれた大井漁協のYさんに電話で確かめたところ、フダラクは今(平成6年)も一杯繁茂しているとのことでした。翌日私は南知多に出かけ、Yさんに案内してもらってフダラクを採取、家に持ち帰って早速撚糸に胞子付けをして、フダラクの磐状体を育てました。フダラク磐状体(配偶体)は顕微鏡的な大きさの藻でフダラク葉体(造胞体)と世代交繁したものです。

16年前の顕微鏡写真が探したら出てきました。

観察用スライド上の磐状体です。
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撚糸上の磐状体です。ところどころで葉体の発芽が見られます。

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発芽体です。

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発芽体が多くなりました。この段階で0,1mmぐらいの大きさです。

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随分大きくなり1mm程で肉眼でも見られるようになりました。

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上と同じ写真ですが5mm位になった時Yさんにお願いして大井漁協ののり漁場で育ててもらいました。その後5〜10cm程にまで生長したのですが、ある日魚の大群が来てきれいさっぱり食べられてしまいました。

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                         人救うフダラク生れし冬の海

養殖が成功すればこんな成葉になったのですが、魚はフダラクの栄養価が高いことを知っていたのですね。魚に食われて残念ながら養殖は失敗に終わりました。今(平成7年)は水試職員ではないので私は上記のことを愛知県漁連の広報誌に寄稿したのでした。

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                          生えし場は補陀落浄土春の海


ところで「フダラク」という名前について調べてみました。最初に「フシダラとジダラクの合いの子」なんて云ってしまいましたが、とんでもない、阿弥陀如来の「極楽浄土」と同じような観音菩薩の「補陀落(フダラク)浄土」からきた大変ありがたい名前でした。観音菩薩はあらゆる苦難から人間を救う仏様で、その方がおられる所だったのです。フダラクという海藻は多分大飢饉の時飢餓に陥った大勢の人々の命を救ったありがたい食べ物だったのでしょう。余談ですが極楽浄土は西方に、フダラク浄土は日本では南方海上にあり、また日光はもともと二荒(フタラ)→フタラクなのだそうです。


10年程前、お魚博士のHさんからガン関係のある会でフダラクの話をするようにと頼まれ茨城県那珂湊で私の養殖試験結果を話してきました。その時集まったガン関係の方々から聞いた話は大変衝撃的でした。そのことが↓に載せてあります。

↓は以前に載せたフダラクに関連している記事です。美しくなりたい方は是非ご覧くださいね。この中でおじいさん、おばあさんとお話した頃のMちゃんです。Mちゃんは今中学1年生です。
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                     ↓
            http://sukechan.at.webry.info/200711/article_5.html


備考1

テレビでEPA+DHAの充足率を放送していました。各年代とも不足していますね。特に
若い方が不足しており心配です。皆さん青魚を食べて成人病を防ぎましょう。(拡大してご覧ください)

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備考2
インドでは南海岸の補陀落山、中国では南の舟山列島が補陀落浄土でまたチベットはチベット自体が観音浄土でダライラマはその化身と言われています。日本では極楽浄土へは大阪の四天王寺,補陀落浄土へは熊野が出発地点となっています。

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コメント(51件)

内 容 ニックネーム/日時
海藻フダラクのお話、ありがたく読ませていただきました。
高度な顕微鏡の写真もすごいですね。さすが、実験結果の
すばらしさを感じます。
海洋学園もいよいよ大学進学の時期を迎えますね。以前、テレビで
寮の中や学生生活の様子をうつしていましたが、インタビューの
受け答えも、それはしっかりしていて、いつでも、ディスカッションに
のぞめる体勢でした。ラグーナも海洋学園も将来が期待されます。
りりい
2011/12/10 11:33
今日は。
初めてこの海草を知りました。
観音菩薩の「補陀落浄土」真言宗のお経で遇う事のあることばでしたが、
海藻フダラク実在は全く知らなかったのです。
忘れるかもしれませんが、今はしっかり覚えています(笑)
有難うございました。
やろい
2011/12/10 13:02
全く知らない話で感心しました。
フダラクの名前の由来から効能まで素晴らしい海草なのですね。
いつの日か食品や栄養補助食品して出回るようになると嬉しいですね。
テルムマランも女性には心そそられる物があります。
ちょっと遠いかな!?
海洋学園も素晴らしいとは思いますが平民の我が家には遠い話です。
結局はお金持ちのおぼっちゃまの学校ですね!エリエールの会長を思い出しました。
でもその中からノーベル賞を頂く方が出るかもと考えると頼もしいですね。
日本の未来を託せる方を輩出される事を願います。
まきちゃん
2011/12/10 14:35
りりいさんへ
お早うございます。顕微鏡は今全く使わず埃を被って寝ています。内臓のカメラがデジカメでないので年金生活ではとても使えませんので。海陽学園は関心がありましたが金持ちじゃないと入れない学校で地元からは一人も行ってないようです。「フダラク」は「ゴクラク」と同様仏教の語で危難を救う尊い名前だったのですね。
ひょうすけ
2011/12/11 02:52
やろいさんへ
お早うございます。やろいさんには前回(テルムマラン)にも来ていただいて嬉しいコメントをいただいており、ありがとうございました。フダラクが縁で女性が太古の海を準備して子供を育てていることを知り、感動してあらためて尊敬したしだいです。
ひょうすけ
2011/12/11 03:01
まきさんへ
お早うございます。海陽学園、私は海軍兵学校を思い出していました。でも我が家の孫たちにはとても行かせられない学校だと痛感しましたね。テルムマラン、地元の人は足湯に行っています。その横にあるお城のようなレストラン、入ろうとしたら滅法高価でそこからの景色だけ見て帰りました。お身に浮かんでいるヨットは殆どが東京方面のお金持ちばかりで、蒲郡の海は乗っ取られた思いでいます。海藻のフダラクは観音菩薩のように多分飢餓から人を救ったのでしょうね。
是非養殖種に取りあげたかったのですが、薬品会社からの条件はワカメの1/3以下の値段で定時提供することでしたので不可能と判断し、手を引きました。フダラクは美味しいけれど異臭があって余程の時でないとたべられないと聞いております。
ひょうすけ
2011/12/11 03:52
フダラク!すごいんですね!フダラクもすごいけど名前の由来もすごい。命名した人はもちろんその効能(経験だけでも)を知ってたんでしょうね!うちは動物性の食品は外食でしか取らないので、なるべく海藻を取る事になってるんですが、せいぜいわかめひじき青のりくらい・・・フダラク食べたいです〜。せっかくの養殖中にお魚にきれいさっぱり食べられちゃったのはちょっと泣き笑いな話でしたが、養殖してないということは市販されてないんですね?ん〜〜やっぱり養殖頑張って欲しいかも・・・♪♪♪
こりす
2011/12/11 07:58
こりすさんへ
海藻は海から直接養分を取って色々なものを合成するので開発の可能性は十分ありますね。フダラクは養分が多いせいか直ぐ変質するので新聞記事では採取後直ぐ凍結乾燥したと書いてあります。食べたことのある漁師さんによれば異臭があって海苔やワカメのようにはたべられないと言っていました。天然では葉体が分散しているので魚に食べられないものが出来るのですが養殖では固まって生えるので魚はきれいさっぱり全部食べてしまいます。現役の時なら養殖出来るまで出来たのですが定年退職後でしたので後が続けられずで出来ませんでした。この記事、本当は「テルムマランで・・」の記事に続いて載せるつもりだったのですが忘れてしまっていました。それで前の記事も見ていただこうとした次第です。
ひょうすけ
2011/12/11 18:04
フダラクという海藻、初めて知りました。
効能、他の海藻に勝るのですね。女性にも魅力のようですし♪
ひょうすけさんのお仕事柄でしょうか、お家に顕微鏡もあるのですね。
ご研究熱心さが窺えます。

我が家はどちらかというと肉食が多い毎日です。
鮮魚に恵まれないせいもあるのでしょうけど。。
青魚、成人病対策には欠かせない食物ですね!
ハーモニー
2011/12/12 21:35
このフダラクという海藻を初めて知りました。
様々な養分がある優れた食材ということですが…
なんか〜見た目、食指が動かない私です(笑)
それにしましてもひょうすけさんは研究家、
すごくカルチャーなご記事でした。
オリーブ
2011/12/12 21:46
ハーモニーさんへ
お早うございます。私が名古屋にいたのは米軍の爆撃で家が焼かれた20年3月19日まででした。でも中学は旧制5中でしたので東山ー八事周辺に友人も多くよく遊びにいきましたよ。フダラクという海藻は常日頃は食べませんが大飢饉の時など食べるものがなくなったような時に食べられて多くの人命を救ったのでしょうね。職場の顕微鏡は共用でしたので折角写した大事な顕微鏡写真がなくなったりするトラブルが良くありました。それで何人かの人は自家用の顕微鏡を持っていましたね。そうそう、肉食系の方はアサクサノリをたべられると成人病を防ぐことが出来るそうです。
ひょうすけ
2011/12/13 05:39
オリーブさんへ
お早うございます。フダラク、水産の専門家でも知っている人は少ないです。私は伊勢湾台風のあった年に磯の生物調査をしたので知っていましたが、有用成分のことは定年後に見たこの記事ででした。食べたことのある人に聞いたら異臭があって余程の時でないと食べられないだろうと言っていました。でも大飢饉の時など食べられて人を救ったので観音菩薩様のフダラクという尊い名前がつけられたのだろうと思います。アサクサノリが同じ効果がありますので成人病対策として食べてくださいね。
ひょうすけ
2011/12/13 05:59
またまた勉強させてもらいました。
知多半島という懐かしい地名もでてきたので
よけいに興味がわきました。

フダラクという尊い名前の由来もわかったし、
ここへおじゃまするとほんとに
頭がふくらんで帰ります。
海藻類、青魚は大好きですから
これからもせっせと食卓に出しましょ

かわいいお孫さんももう中学1年生ですか
れに
2011/12/13 16:20
補陀落は観音菩薩のおわします所と思ってたから…
フダラクって海藻が有るなんてビックリです。
中性脂肪やコレステロールを下げるといわれるEPA、DHAの豊富な青魚もさることながら、綺麗に成るならもっとフダラク食べたいけれど…
養殖成功してないなら売ってないのかな?
チィチィ
2011/12/13 21:42
れにさんへ
お早うございます。知多半島をご存じでしたか。そう、昔「須佐の男に京女」と言われた須佐湊のある半島です。良い男がうようよいます。フダラクという名前は観音様に由来したありがたく尊い名前だ、というのは私だけの考えなんですから本気にしないでくださいね。日本人は必要量の半分しか摂っていないのに世界一の長寿、でも若い人は肉食思考ですから成人病が増えて寿命は縮まることでしょうね。れにさん、あさくさのりは良質なたんぱく質だけでも鶏卵2個分、ビタミン類も極めて豊富ですからフダラクのかわりにどんどん食べてくださいね。
ひょうすけ
2011/12/14 02:45
チイチイさんへ
お早うございます。フダラク、異臭がしてとても食べられないと漁師さんが云っていました。私が交渉したのも薬の原料としてでした。えっ、さらに奇麗になりたい?それなら孫娘の下のブログをご覧になれば書いてあります。チイチイさん是非いらしてください。ご案内いたしますよ。
ひょうすけ
2011/12/14 02:56
透明感があってとても綺麗なフダラクは
初見ですが
浅草海苔の10倍のEPAが含まれているとは
素晴らしい海草なのですね。

青魚は大好きで、良く食べてますが、、、
ロコ
2011/12/14 10:45
ロコさんへ
薬品の原料として交渉したのですがワカメの1/3の値段が提示されてしかも常時提供することという条件でしたので養殖を断念しました。その後誰か続けてくれるかと思ったのですが肝腎の漁師さんが13000経営体→300経営体となってはどうしようもありません。TPPが締結されたら日本の農林水産は壊滅になるでしょうね。成人病対策として青魚やアサクサノリを沢山食べてくださいね。
ひょうすけ
2011/12/14 18:12
ひょうすけさん今日は〜
やっと「フダラク」に辿り着きました。タラソテラピーも熟読させて頂きました。賦陀落の呼称を持つ海藻も有りを知り驚きました。

和歌山県那智勝浦の海岸から浄土を目指した「熊野の賦陀落渡海」の話しがありますが「フダラク」は観音信仰と密接な関係有りと評する、ひょうすけ翁のご見識に敬服、面白いで〜す。大飢饉を救ったという「フダラク」の運命は・・・・・現状は?

若山
2011/12/15 16:17
こんにちは〜♪
いつも出遅れてしまいゴメンナサイ<m(__)m>
フグラクにはアサクサノリの10倍もETPが含まれているって
凄いパワーですね。
魚がフグラクを食べるくらいですから、
その栄養素にも興味があります。
それに名前の由来にも有難味が感じられます。

本格的な顕微鏡までお持ちとは流石です。
今日も楽しいお勉強をさせて頂きました<m(__)m>
ミモザ
2011/12/15 17:53
若山さんへ
お早うございます。フダラクという海藻が補陀落浄土からきた名前ではないかと思ったのはEPAが多量に含まれているというこの記事を読んだからでした。三重県の長寿の部落民の話もこの海藻が成人病を予防したからではと考え納得した次第です。大飢饉の時など人の命を救ったからのありがたい名前・・と断定しましたが実は私だけの推測でして本当は「斑だらけ」なのかもしれません。補陀落浄土の出発点は熊野、極楽浄土の出発点は四天王寺、ということを書こうかと思ったのですが海藻の話から外れるので止めた次第です。フダラク、薬品原料としての話で提示価格はワカメの1/3の値段でしたから養殖は断念しました。食品としての可能性は大ですが、定年退職後でしたので海での実験が出来ず、試験研究は終わりになりました。
ひょうすけ
2011/12/16 02:21
ミモザさんへ
お早うございます。私が入った頃の水試には顕微鏡が1台しかなく、使用の順番が大変でした。だから若い研究者は皆が帰った深夜に顕微鏡を覗いたものでした。生物は継続して観察する必要があり、写真がどうしても必要でしたので止む無く顕微鏡を購入しましたが100万円以上の出費で家庭争議?でしたよ。今は埃を被っています。食品の女王といわれるアサクサノリの10倍もEPAが含まれているのにはビックリでした。でも大量に捕れるいわしやさんまには価格的に勝てずで終わってしまいました。
ひょうすけ
2011/12/16 02:43
おはようございます。
「フシダラ」と「ジダラク」からの造語だなんてとんでもなかったですね
こんなにもありがたい重みのある名前、是非養殖に成功して市場に出して欲しいですが味に難ありなんですか?。
今は色々なサプリメントが出回っているけれどこうして食品から自然に摂る事のほうが身体にも優しいですよね
私は魚が大好きなので結構EPAとかDHAは摂れていると思ってますがもっとより積極的に摂らなくてはと思いました
綺麗になりたいし〜・・・今更?って声が聞こえそうですが。。。

きょんたん
2011/12/18 06:59
きょんたんさんへ
DHA1gを摂るにはイワシ77gですがきょんたんさんのお好きなクロマグロでは833gもたべなくてはいけません。同じ魚でもサンマなど青魚を食べてくださいね。海藻ではアサクサノリが素晴らしいです。フダラクは食べた人によれば独特の匂いがあって食べにくいとのことで私も薬品の原料として話しあいましたが提示された金額が余りにも低く、養殖を断念しました。料理法さへ解決すれば養殖の可能性はあったと思いますが愛知県で13000世帯あった漁業者が300世帯と激減してしまってはもう無理でしょうね。蒲郡のテルムマランへ来られればきょんたんさん、今以上にお美しくなられてご主人様がきょうたんされること間違いありませんよ。
ひょうすけ
2011/12/18 10:26
ひょうすけさん、こんばんは。
フダラクって海草初めて知りましたよ。
食品に適さないようですが、何とか加工できれば良いのにね。
美しくなりにテルムマラグーナに行きたいと思うけど
若い女性ばかりだと、憚られます。もう手遅れかなぁ。
那智勝浦町には補陀洛山寺と言うお寺があり那智の浜から
補陀洛浄土え旅だったと言われています。
補陀洛山寺には補陀洛渡海船が復元されています。
一週間分の食料を積んで扉を釘で打ちつけられて
旅だったのだそうです。何回か行きましたが
哀れを感じました。嫌がるお坊様もいたそうです。
補陀洛山寺は世界文化遺産に指定されています。
話がすっかりそれてしまいました。
はるわか
2011/12/19 21:38
「フダラク」はとても美しい海藻なのですね。
母は膠原病を患っていましたので、お医者さんの勧めで高価なEPAの錠剤を服用していました。
「フダラク」の養殖が成功していたら、もっと手軽にEPAを手に入れられたかも知れませんね。
畑の野菜も勿論重要ですが、海の海藻には多くのビタミンやミネラルが含まれていますものね。
もっと海藻の効用に目を向けるべきかも知れません。
きょんば
2011/12/19 22:05
はるわかさんへ
水産の専門家でもフダラクを知っている人は少ないです。私も伊勢湾台風のあった年に海藻の繁茂調査をしたので名前だけは知っていましたが名前の由来も栄養価もこの新聞記事を見てしった次第でした。補陀落渡海、棺桶みたいなものに入れられて釘付けにされると書いてありました。本当にやったら生きて帰られなかったことでしょうね。
ひょうすけ
2011/12/19 23:59
きょんばさんへ
フダラクまでは行きませんが、アサクサノリもEPAが豊富です。私が以前フダラクの話を茨城県でしたのですがそれはガンの先生方にでした。フダラクにはとてもガンに効く成分があるからとのことでした。フダラクは薬品の原料としてでしたので提示された金額が低くて養殖をあきらめましたが料理法が解決したらとても友好な海藻になったことでしょうね。私が試験したのは定年退職後でしたので残念ながら続けられませんでした。
ひょうすけ
2011/12/20 00:13
こんにちは!
フダラクのお話、興味深く拝見いたしました。
こんなに素晴らしい海藻があまり知られていないのはもったいないですね。
今はEPAやDHAはよく耳にしますが、昔初めて名前を聞いた時は「エイコサペンタエン酸」とか「ドコサヘキサエン酸」だなんて、なんだかユーモラスな言葉で笑いましたっけ。
青い魚に含まれているのは知っていましたが、海藻にもタップリあったのですね。知らずにいました。
ひょうすけさん、また研究を続けて世に出してくださいませんか?

ストライキしていたパソコンがやっと動き始めました。
励ましの気持玉をくださって、ありがとうございました。
また、いろいろなお話が伺えます。
これからもよろしくお願いいたします。
うふふ
2011/12/20 13:18
「フダラク」という海藻があるんですね。
初めて知りました。難しい事は分かりませんが楽しく興味深く読ませていただきました。
最後の文章がきになっています。
日本では大阪の四天王寺、補陀落浄土へは熊野が極楽浄土への出発地点となっているんですね。
ろこ
2011/12/20 22:35
うふふさんへ
お早うございます。EPA、DHAを「エイコラサー」「ドッコイサー」といって覚えました。本当にユーモラスな名前ですね。この海藻にガンの特効薬になる成分があるということでガン学会のある会に呼ばれて私がこの海藻の養殖について話したのですが、その成分は多分EPAだったのでしょうね。条件が厳しくて結局養殖は辞退しましたが、フダラクはあきらめて常時大量に捕れるイワシ等青魚を原料にしたようです。愛知県で13000世帯あった漁家が今はたったの300世帯となってしまってはもう養殖はできませんね。パソコン治って良かったですね。こちらこそ以後よろしくお付き合いをお願いします。
ひょうすけ
2011/12/21 03:19
ろこさんへ
お早うございます。補陀落浄土はもともとインドの補陀落山からきているのでしょうね。熊野のほか足摺岬など太平洋側の日本各地に出発点があるそうです。極楽浄土は11世紀頃から「四天王寺の西門は極楽浄土の東門」という信仰ができて極楽浄土への出発点となったのだそうです。宗教のことは余り知りませんのでお許しくださいね。
ひょうすけ
2011/12/21 03:54
海藻おはようございます♪
フダラク初めて聞きました。
名前の由来も成分も有難みがありますね。
健康にも気を使わなければと思う今日この頃(^^ゞ
フダラクの記事は興味深いですね。EPA・DHA意識して摂るようにします!
Mちゃんとの会話、微笑ましいです♡おもわず笑っちゃいました(@^^)/~~~
せんこ
2011/12/21 04:28
冒頭、海藻の文字が入っていました
無視して読んで下さい
せんこ
2011/12/21 04:31
せんこさんへ
お早うございます。もうお目覚めでしたか。お早いですね。御地はさぞ寒いことでしょう。EPA、DHAは青魚に豊富ですがアサクサノリにもありますので
是非食べて成人病を防いでくださいね。Mちゃんはじめ孫たち、大きくなって最近はものを言ってくれなくなりました。あの記事を書いた頃は良くなついてくれていたなぁーと思ってつい写真を載せてしまいました。
ひょうすけ
2011/12/21 04:56
>「フシダラ」と「ジダラク」の合いの子のような名前
には笑ってしまいましたが、ありがたい名前だったのですね。
自宅に顕微鏡を備えて定年後も色々な海藻の胞子など観察を続けていらしたひょうすけさんは根っからの研究者なんだなあと改めて敬意を払います。
テルムマランに行きたくても>オバァチャンはシワクチャだから駄目なんだよ。
状態のけっこなので諦めます(笑)
けっこちゃーん
2011/12/22 21:09
こんばんは
フダラクが持つ栄養価を興味深く拝見いたしました。
もっと研究が進んで、健康に役立って欲しいですね。
それにも増して、食いしん坊の私は味が知りたくなりました。
食べるとどんな感じなんですか?
食用にしない雑海藻とのこと、ますます関心が!

また、いろいろな研究発表を、楽しみにしています。
桜子
2011/12/22 22:15
けっこさーんへ
お早うございます。御地は豪雪のようですね。お見舞い申しあげます。職場の顕微鏡が少なく昔は共用でしたので折角撮った写真が行方不明になるなど大変でした。また皆連続観測をするので若い人は皆が帰ったあと、深夜に顕微鏡観察したものです。私の他にも数人顕微鏡を持っていた人がいましたよ。私は新旧2台持っていますが今は埃を被っています。テルムマラン、女房は孫娘に「しわくちゃだから」と言いましたが、本当はお金がなかっただけで、みていると結構お年寄りが入っていかれます。けっこさーんのようなお金持ちの新潟美人なら大歓迎されること間違いなしです。その昔秀吉や家康、前田利家、加藤清正などが美人を皆連れていってしまいましたので愛知県はダントツの不美人県なんです。大手を振っていらしてください。
ひょうすけ
2011/12/23 03:21
桜子さんへ
お早うございます。紅藻類ですので基本的にはアサクサノリやテングサ、刺身のつまのオゴノリのようなものなんでしょうね。ガンの先生方はガンに良く効く成分が多いということで目をつけたのですが、名前からして昔の人は感謝していた海藻だったのでしょうね。食品としてとりあげたら可能性がありそうですが美食の今日、難しいかもしれません。
ひょうすけ
2011/12/23 03:37
ひょうすけさん、こんばんは。いよいよ押し詰まってきました。
で、かわいいお孫さんに惹かれて「テルムマラン」の記事まで見てしまいました。そうですか、もう大きくなられたのですね。それにしてもずいぶん昔からブログはじめておられたのですね。わたしは2006年頃からかな。でも2007になるまではデジカメもなかったので、文字ばっかりで宣伝の仕方も知らず。思えば遠くまできたもんだ!博学のひょうすけさんにはこのブログって楽しいツールですね。来年もまた楽しみしますね。すてきなお正月を!
ののはな
2011/12/31 18:22
ののはなさんへ
明けましておめでとうございます。いやぁー昨年一番最後に来ていただいて今年一番初めにご挨拶するのが「ののはなさん」です。本年もどうかよろしく。私孫6人いますが皆大きくなって最近はモノも云ってくれなくなり、テルムマランの記事を見て「あの頃はなついていてくれたな」とつい昔の写真を載せてしまいました。あの会話はブログの数年前の出来事でした。私のブログ1号は73歳の時の12月でしたから矢張り2006年でした。最近は親しかった友人が次々に亡くなり、昨年はついに忘年会の声もかからずでした。「忘年会誘わるることなく傘寿」、そう、つい50分前に80歳になってしまいました。こんなヨボヨボの老人ですが、ののはなさん、これからもよろしくお付き合いくださいね。
ひょうすけ
2012/01/01 00:56
あけましておめでとうございます
年が明けての到着です。すっかりご無沙汰しております
フダラクの名前にどこかで聞き覚えのある響きだと思っていたらMちゃんの記事を辿って、思い出しました。ひょうすけさんが親身にアドバイズしてくださったことを思い出しています。ミラクルな海野菜ですね。魚たちも栄養の塊であるのを知っているかのように食べてしまうのでしょうね
実験されるひょうすけ博士のご活躍を期待し、楽しみにしています
益々のご健康をお祈り申し上げます
コケ魔女
2012/01/01 02:06
コケコさんへ
明けましておめでとうございます。貴女様の新年の記事、大変素晴らしく感動して拝見しました。こちらこそご無沙汰してしまってごめんなさいね。本年もよろしくお付き合いくださるようお願いします。あの記事にも書きましたが女性は本当に凄いですね。皇室が何故男系にこだわるのか不思議です。フダラクを食べて長寿を実現させたのも女性の智恵だったと確か柳田国男の随筆に書いてあったように思います。コケコさん、今年も頑張ってくださいね。
ひょうすけ
2012/01/01 02:48
明けましておめでとうございます。 もともと、海草は好きだったのですが潜るようになってからますます興味が湧いてきています。とても美しい海草、惹かれています! 押し葉もたくさんつくりましたよ。 今年も是非宜しくお付き合いのほど、お願い致します。
mint
2012/01/01 19:46
mintさんへ
明けましておめでとうございます。本年もまたよろしくお付き合いくださいね。ダイビングをされるので海の生物にお詳しいのですね。海藻は良く似たものがあって分類が難しく磯調査の時には手を焼きました。フダラクはこの新聞記事を見るまでは全く興味なかったので時既に遅くで結局モノに出来ず残念でした。テレビでEPA+DHAの報道をしていたので想い出してこの記事を載せてしまいました。
ひょうすけ
2012/01/02 04:21
とても勉強になりました!
自然の中で見ているときは
もう大きくなったものしか見ることができませんが
こうやって少しずつ育っていくのですね〜!!
sawa
2012/01/02 10:02
明けましておめでとうございます。
昔、生きながら観音浄土に行こうと海に船を出す<補陀落渡海>という行があったとか・・<補陀落>の名を持つ有難そうな海草、きっと効果も抜群かと・・
蝸牛
2012/01/02 20:00
sawaさんへ
明けましておめでとうございます。ノリもワカメも海藻にはもう一つの世代があってそれは顕微鏡的な大きさです。養殖するにはどうしてももう一つの世代を育てる必要があります。それで私の仕事は毎日顕微鏡を覗くことでした。磐状体、一般の方には未知の世界でしたね。気つかずにいました。
ひょうすけ
2012/01/03 03:27
蝸牛さんへ
明けましておめでとうございます。本年もまたよろしくお付き合いくださいね。フダラク、この新聞記事を見るまで何の利用価値もない雑藻だと思っていました。なんとありがたい名前だったのですね。補陀落渡海のこともその時調べて知りました。舟というより棺桶のようなものだったようですね。EPAもDHAも常時大量に得られる青魚に負けてフダラクはものになりませんでしたが、食品としての可能性は十分あるでしょうね。
ひょうすけ
2012/01/03 03:43
先日、つるべに乾杯??確かそんなタイトルのTV。
知多半島の先端の集落、と言う島を幾つか紹介していました。
結構島に綺麗な町並みがあったり、人が大勢働いているのですね。
その時フダラクは、紹介されませんでした。
知多半島は思い出の地でもあるのですが、そんな大きな?島が
あることは知りませんでした。
世の中は、私の知らないことばかりです。(苦笑)
蒲郡辺りの、サル島へは行ったことがあります。
S子
2012/01/30 22:13
S子さんへ
はい、知多半島の三河湾側には篠島、日間賀島、佐久島という大きい島があり島民はいずれも漁業に関係した仕事をしております。原爆実験の第五福竜丸の船長はこの佐久島出身の方でした。つるべに乾杯、私も見ておりましたよ。うさぎ島や猿島は幡豆町でして私はこの島の近くでアサリやノリの試験研究をしていました。S子さんの「思い出の地」どんな思い出なんでしょう?
ひょうすけ
2012/02/01 14:20

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フダラク ひょうすけの写真俳句/BIGLOBEウェブリブログ
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